いしかわ文化の日
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【秋季特別展】加賀藩江戸屋敷―本郷邸の儀礼とくらしー
江戸時代、政治の中心地である江戸には諸大名の屋敷が整備されます。加賀藩では本郷に構えた屋敷が江戸での拠点として長く機能しますが、そこは藩主から足軽にいたる数千人もの人間が暮らす場であったと同時に、将軍の御成や藩主正室の御輿入れなど、江戸時代の前田家が大名として存在していく上で不可欠な行事の場にもなりました。
本展では、本郷邸が本格的に整備される契機となった寛永6年(1629)の将軍徳川家光・大御所秀忠の御成や、前田家13代斉泰の正室・溶姫の御輿入れに注目し、江戸の大名屋敷が果たした機能に迫ります。また、東京大学による長年の調査で出土した考古資料を中心に、加賀藩の江戸屋敷での暮らしもあわせて紹介します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催が延期となりました。