いしかわ文化の日
いしかわ文化の日 詳細
- 美術
2022-23冬季テーマ展 中川一政 書と墨蹟コレクションの世界
中川一政(1893-1991、画家・文化勲章受章者)が70歳代半ばから精力的に取り組んだものに「書」があります。絵画がそうであったように書もまた独学でしたが、独自の表現を切り拓くエネルギーを与えたものに禅僧の書・墨蹟があります。
「坊さんの書は手筋を論ずる暇がない。いきなり人の心をうってくるものがある。その一点一劃に精神の力が宿っているのである。」(「書を書くこと」『随筆八十八』1980年講談社)と中川が記す墨蹟の力は、そのまま中川の書の魅力にも重なります。
本展では、融通無碍の境地に展開される中川の書と共に、彼が蒐集した墨蹟を公開します。上手下手を超え、精神の力が込められた一筆を尊ぶ墨蹟と、それに鼓舞された中川の書の世界を紹介します。
日時
- 令和4年11月29日(火)~令和5年2月26日(日)9:00~17:00 ※月曜日(祝日の場合開館し、翌平日休館)、年末年始(12/29~1/3)休館
場所
白山市立松任中川一政記念美術館(白山市旭町61-1)
料金
一般 200円(100円)、高校生100円(50円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳を提示の方とその介護者1名は無料リンク
- 白山ミュージアムポータルサイト(松任中川一政記念美術館)
お問い合わせ
TEL/FAX : 076-275-7532
MAIL : nakagawakinen@city.hakusan.ishikawa.jp